
ご協力いただきました皆さまへの岩谷技研岩谷よりのお礼
関係者各位
この度は宮古スペースバルーンコンテストへ多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございました。皆様のおかげで大きな成果を得て、コンテストを無事完了することができました。
例年ゴールデンウィークは気候の安定している宮古島ですが、今年は天気に恵まれず、打上にも回収にも困難がありました。その中でも、無事すべての参加チームの装置を打上・回収をすることが出来ました。これも新しいチャレンジへの一つの試練だったのかもしれませんが乗り越えることができてホッとしています。
今回のコンテストにあたり、準備段階からも様々な困難がありましたが、それも協力して下さった方々のお力添えがあってクリアすることができました。
本当にたくさんの方に支えられて私たちの活動が実現できているのだと実感させられます。
今回、宮古島にてスペースバルーンコンテストを実施しましたが、これは兼ねてからの私の目標でした。これまで、私のバルーン打上を見た若者たちから、スペースバルーンを自分自身でやってみたいとの多くの声をもらっていました。しかし、資金面、サポート面、安全・リスク対応面の課題から、諦めざるを得ない若者を何人も見てきました。
スペースバルーンは宇宙を身近に感じる最も優れた道具です。もしかしたら人生すらも変えてしまうものかもしれません。私自身、世界観も人生観も変えられましたし、これまで協力した若者からも同じ経験をしたとの話もいただきました。
『宇宙を見る、地球を感じる。という経験』、地球規模で活動する私たちの未来において、この経験はとても大切なものだと考えています。
そしてスペースバルーンでは、宇宙を感じるということだけではなくて、「宇宙を相手にした挑戦というプロジェクト」です。自分自身で宇宙に手が届けば、その挑戦へチャレンジした若者たちは、将来どんな課題があっても乗り越えることができるでしょう。
だからこそ、私は多くの若者たちに、宇宙を触れる場を作りたいと考えてきました。
このコンテストはスポンサー企業様をはじめ、実施場所となった宮古島の関係者の方々からの多くのご支援なしには、到底私たちだけの力ではとても実現できるものではありませんでした。ようやく実現できた!、そして若者たちにチャレンジの場を与えることできた!、コンテストが修了した今もこの喜びと皆様への感謝が絶えません。
私はこれからも「やってみる」ことの大切さと、宇宙の身近さを伝えていきます。これから一緒に未来を作っていく若き人々へ、その志を広げていきます。微力ながら、少しずつこの世界をよい方向へ進めていきたいと考えます。
最後に、またこの「宮古スペースバルーンコンテスト」は毎年開催したいと考えております。そして、舞台となる宮古を「宇宙に最も近い島」として、誰もが宇宙を体験できる場所としてアピールしてゆきたいと考えます。
どうか皆さま、今後とも「宮古スペースバルーンコンテスト」へご支援・ご協力いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
株式会社岩谷技研
代表取締役 岩谷圭介